黒い肌をした人達が
黒い眼をした黒い髪の人間の
なにに魅了されたのか
という事で
HIPHOPと東洋武術について
映画作品を通してツラツラと
書いてみようと思ったが
VICEのヒップホップ的カンフー映画の聖典が
かなり秀作なので興味があれば是非
読んでみて若干ポカンとする
このラストサムライ的な逆輸入感が
若干噛み合わない感じで愛らしいのであります
かろうじて精神面が接近した作品があるとすれば
お侍さんスピリットを持った殺し屋を描いた
ゴースト・ドッグぐらいでしょうか
なんつったって
主人公は三島由紀夫も感銘した
武士道の精神を説いた書「葉隠」を愛読している訳です
葉隠の書からは
「武士道と云うは死ぬ事と見付けたり」
の一節 ばかりもてはやされますが
お侍さんの恋愛感を説いた一節
「恋の至極は忍恋と見立て候
逢ひてからは恋のたけが低し
一生忍んで思ひ死する事こそ
恋の本意なれ」
永遠の片想いタッチで説かれておりますが
同性愛との説もある一節
個人的には
死ぬことも忍恋も
主君に対しての忠誠ではなかろうかと解釈しております
クソドープですね
一切の私を捨てる感をヒップホップ経由で逆輸入
もうチャガチャガです…
話はだいぶそれたけど
この上っ面のふんわりした感じで
サンプリングされたぐらいが
堪らなくカワイイのであります
だからこのぐらいが丁度いい塩梅
ヒップホップってお茶目じゃない?
黒い眼をした黒い髪の人間が
黒い肌の人達のなにに魅了されたのか
お茶目じゃない?
とりあえず
ケンドリックラマーに棒手裏剣あげたいので
誰か紹介してください