2020年2月29日土曜日

FLAVOR OF THE MONTH / Feb. 2020

オーガニックなネオソウルでも無く

90年代のザ・R&Bでも無く

2000年代初頭のいまいち落とし所の難しいR&Bが今月の気分

ループ感やコード感も少ない年代な気がするので

サラッと聴き流すと個人的に

イマイチ印象に残らなかったりしていた年代モノだが

あえて今聴き込んでみよう!



所謂いつもの新譜に興味が湧かない時期なので

なんか手をつけていない所を散策してみようという

探検期の記録

正確にいうと意外と発見が多かったので

2枚目に聴き込んだK-CI&JOJOのEMOTIONAL一枚からのカットである



1. K-CI & JOJO / Intro

ラップにヒップホップらしさという
振る舞いや作法の様なものがあるとすればR&Bも然りである
まずは基本的にクドいが、ソコがらしさなので勿論アリなのだが
その辺のらしさをバッチリ伝えてくれる一曲
文字起こしの情報量を遥かに凌駕する熱量
しかもイントロだ



2. K-CI & JOJO / Say Yes

ギターの音色がなんとも時代な感じではあるが
シンセベースが加わる事で
先のイントロで紹介した所謂らしさの部分を見事に調和
なかなかの上級者コーディネートではないでしょうか



3.  K-CI & JOJO / So Emotional

今の気分的に完璧やわー
意外とオケの仕事が丁寧
淡白なリズムも時折聞き落としそうな程度に差し替えを挟み込んでみたり
後半のベースパートの出し方も好み
何よりこのふにょふにょしたリード?の音昔っから好きなんやってな
らしさを滾らせきれない大人な仕上がり