ジワジワくるな
ケンドリックラマー
自分が20年近く抱いていた違和感と
最近日増しに募っていった苛立ちの真ん中を割って入り
マイク一本で会場を完全にロックしていた
自信たっぷりのケンドリックラマーの人となりが
無性に気になりだした訳で
断片的には知っているつもりだけど
作品として昇華させるアートフォームの凄さ
伏線回収の構成力の凄さも含めて
エピソード4にあたる
GoodKid mAAd cityから
アルバム単位で1個ずつバラして
完璧に紐解いていくつもりである
昨日軽くTO PIMP A BUTTERFLYをバラしていたんだけど
狂った街の善良な少年は
それまであった常識全部ひっくり返した上に
まだコンプトンに仲間が居るって…
どこまでGOODKIDなんだ…
最終曲MORTAL MAN から INTROの流れに帰ってきた時に
自己解釈ではあるが
そこにある仕掛けに気づき鳥肌がたった
コレか!
前に紹介したムーンライトって映画
イントロ同じ曲使ってるんだけど
監督が同じ曲で始まりたかったと言って使ったらしいが
まさしくである
恥ずかしい話自分は昨日まで
みんなが気がつかないんなら
一生囚われたまま人生最期の日を迎える時に
後悔すればいいってすら思ってた訳ですわ
自分さえ気づいてれば良いって
とてつもなく思慮深く
どこまでも一貫したブレない生き方
自分の弱さ包み隠さず話す様
心底カッコイイな
本気でやられた
なんかよくわからんが
スッキリした
という事で
しばらくケンドリックラマーを教材にした
文学のお勉強に勤しもうと思う