2019年9月22日日曜日

FLAVOR OF THE MONTH / Sept. 2019

間違いなく今月は月の半分以上を費やした

90s HIPHOP FASHION PV集 収録の中から紹介しようと思うが

まずもって吟味に吟味した116曲なので

更にそこから選ぶのは迷うトコではあるが

シンプルに洒落てるRAEKWON.PRODIGY.BIG Lみたいな路線とは違う

文化特有の魅力を放っているPVを三曲紹介




1. BLACK STREET feat SWV & CRAIG MACK / Tonight’s The Night

本来 歌モノとは
オトコのナニを握りながらステージに立つ
という事を思い出させてくれる
裸にジャケットを羽織る伝統的スタイル
フューチャリングのSWVもなかなかの装いではあるが
最終的にファイヤーマンジャケットカッコイイなと洗脳されるが
このご時世 街での出番はそうそう無い




2. DA BRAT / Give It 2 You

誰が決めたか知らないが
HIPHOP のPVは豪邸か誰かの家でパーティーしてるか
カジノか廃墟かストリートでの撮影と相場は決まっている
そんな絵に描いたような豪邸でホームパーティーシットな映像に
豪華な客演が華を添える訳だが
KEITH MURRAYのHELLY HANSEN EQUIPE
BIGGIEのCOOGIを抑えて堂々のMVPは
ドラムを叩き続けるJERMAINE DUPRI
まあこれ一曲である程度の90s HIPHOP FASHION を網羅している





3. NAS feat R.KELLY / Street Dreams ( R.KELLY remix )

95年から97年の空気感を出すために
ひとつ自分の中で外せない要素があったのが
2ndアルバムを出した後の
色彩に謎のネオン感を纏ったNASのPV
この曲はストリートドリームを手に入れる為の
2つの手段が別々のカットで描かれているので
ファッション的にも二度美味しい









5TH ELEMENT

自分が思うに黒人ファッションは

HIPHOP 文化の5番目の要素だと思うが

そこをメインにフォーカスした

バイブル的なもんが無いんで

じゃあ作るかって感じで

90s HIPHOP FASHION という括りで

PV集を製作してみた






















95年から97年頃を中心に

当時の空気感をパッケージしたかったので

ひたすら自分の感覚を頼りに選曲をしてみたが

もうなんというかビルド&シェープを繰り返す毎日

なんといっても116曲 7時間30分という

暑苦しいボリュームなんで流石にダレるだろって事で

聴き流しの気持ち良さと

絵的に飽きないバランスをとるために

3倍以上の没トラックが出たが

世間的なオシャレとは一線を画す

この文化特有の美学を詰め込んだ

見応えのある内容にはなったと思う




結構な熱量を注ぎ込んで製作はしたが

この小っせー画面ぐらいが今の気分




















丸々2週間の時間はかかったが

何だかんだで楽しかった