紡ぐ

流石に命日は意識するが

あんまり彼岸だ盆だって

行事っぽいのは好きじゃない


ただ天気いいし

調子いいし

近くまで来たで寄ったわ

って感じで偶に行く墓参り


歳をとったせいか

感謝する事柄も増えている次第


なんか今のこの国の文化って

死ぬ事がみじかにない気がするけど

オギャーって産まれた瞬間に

１００%死ぬ事が約束されている訳で

だから毎日精一杯自分が満たされる事に集中できると思う訳ですよ


みじかな大事な人間には偶に言うが

最低限自分が大事に思う仲間には

死ぬ事が現実味を帯びた時

最期の一言は

名残惜しいなであって欲しいと思う


まあ

ブルシットなんか糞食らえで

人の人生生きる程の暇はないんだな

残すもん残して

精一杯生きて精一杯死ねりゃ本望