2019年4月28日日曜日

TODAYS NAKAMICHI

んー
毎日毎日音楽聴いてるだけなんで
ブログに書くことがない
ってかその事 書きゃーいいんか

AUGUST GREENEの登場で
離れていた気持ちに再度火が灯るまで
近年のリリースも正直
あ、出たんやぐらいの間柄になっていたが

あぶねー あぶねー

こんな傑作をスルーしてしまうところやった

SOUL QUARIANSの面子と新しい自分を探して制作した
4作目LIKE WATER FOR CHOCOLATE でも辿り着けなかった境地に
11作目にしてようやくひとつの集大成を迎えたであろうパーフェクトな仕上がり

ここで一言だけ言っておきたい

だいぶ遠回りしたな!

まー仕方がない
5作目 ELECTRIC CIRCUSがコケて以来
所属レーベルは実験的な音楽をサポートをしない方向へシフト
その後も移籍を続けリリースを続けるも
ラップ作品としての枠を超えてくる快挙はなかったが

ついに
コンシャスなラップに相当しいモノ語るサウンド
サンプリングでは表現しきれないオケの上で
いつもにも増して丁寧に語られるコモンのラップ
のちのAUGUST GREENEとなる
KARRIEM RIGGINS と ROBERT GLASPER が全面的に参加
ROY HARGROVE  JAMES POYSER BILALとSOUL QUARIANSの面子もサラリとサポート
鳥肌モノのSYDとJOHN LEGENDの客演
DEF JAMとの契約が残っているからかはわからないが
往年のコモンファンにはグッとくる
前作で久々にタッグを組んだNO IDが
EXECUTIVE PRODUCER にて参加
なんだか愛に満ち溢れたクレジットである

まあなにはともあれ
隅々まで何度もじっくり聴きこんで欲しい一枚

ちなみに自分はパンチ力が上がるように
このアルバムを聴く前に1枚 JAZZ を聴いてから聴くようにしている

なんだか最近アルバム単位で音楽を聴きこんでいるが
昨今のブラックミュージックはリスナーのスキルが必要になってきてる気がする
なんだか改めて人の情報に流されず自分の耳で聴こうと思った

って訳で
今日のナカミチ

COMMON / BLACK AMERICA AGAIN





2019年4月24日水曜日

伝導者

夜遊びにおける

細巻き文化の発展に勤めております

今のところ布教活動は100%の打率

本日5人目の信者が誕生

きっとねずみ算式に増えて行くことでしょう

そろそろ寿司組合から何らかの賞を受け取りたい所です

てか

何してんだ俺w





2019年4月22日月曜日

FLAVOR OF THE MONTH / Apr. 2019

はいどーも

鳴っていない電話に反応する日々

軽いノイローゼを患ってんじゃねーかなと

心配になる所ではあるが

唯一の楽しみは毎日音楽を聴きこむ時間

最近はポジティブな引きこもり生活を送っているだけなので

コレといってブログに書くことがなかった訳ではありますが

今日は書けるぞw

今月は特に自分が

CROSS BREED BLACKと読んでいる種類のモノを多く聴いたが

まだ自分がブラックミュージックを聴きだした時代は

ヒップホップの歴史が浅く

JAZZコレクターの父親がいた日には

そんなもんは音楽じゃねー

と肩身の狭い思いをしていた時代である

当時は想像も出来なかったが

ロバートグラスパー以降かな?

時は流れてヒップホップを聴いて育った

次世代のプレーヤーというモノがゾクゾク誕生した訳で

2000年代初頭のクロスオーバーという異種同列の表現ではなく

しっかりと吸収して昇華された異種交配のミュージック

ほんと次世代のアーティストは末恐ろしい

この手の種類の音楽はアルバム単位で聴いた方が良いので

曲単位の紹介はナンセンスであるが特に印象に残った3曲



1. R+R=NOW / Change Of Tone

小節単位で現れては消えていく反復する美しい音色
しっかりとジャズアプローチもこなしつつ
気持ちいいグルーヴをキープ
ロバートグラスパー周りのドラマーはいつもヤバイ





2. MOON CHILD / Cure

確実にブラックミュージックの影響下にありながらも
どこのジャンルにも属さないサウンド
それはネオソウル誕生前夜にも似た感覚
今後この唯一無二の音楽表現のフォロワー達を
総じてなんて呼ばれるのか楽しみだ
とかくオリジナル










3. TOM MISCH feat LOYLE CARNER / Nightgowns

J DILLAから影響を受けた
次世代アーティストは本当に多い
あのソウルフルでジャジーなコードを
弾いちゃうんだからもう反則でしょ
LOOK OF LOVEですか?
今にもSLUM VILLAGEが登場しそう







2019年4月16日火曜日

The Versace Experience



PHARRELLのFrontinが

プリンスの為に書いた曲と言われれば

確かにあの声は乗るなって

情報を同時にキャッチしつつも

今の関心事項はDiscogs 市場最高額で取引されたカセットテープが

平成最後の国内盤 洋楽カセットテープとして復刻

既に転売屋の息がかかった出品に

生粋の天邪鬼魂が邪魔をして

うーーーん





この差額こそ

アーティストに支払われるべき価値だと思う











2019年4月12日金曜日

試聴コーナー

先日のCDショップの閉店で

気づいたんだけど

CD屋がなくなるイコール

街から試聴機が姿を消すって事だな

んーーー


けしからん!


そういえば 我が家にゃ試聴機があるぞ!

という事で


思い立ったが吉日


仮付けしてあったナカミチのコントローラーを

ちゃんとした試聴コーナーに仕上げてやろという事で


我が家では電球一つ変えない男が

重い腰をシュッと立ち上げた訳だが

そこはいかんせん素人

絶対もっと簡単な取り付け方法があるとは思うが

知識が無いなりに頭を悩ませ

ホームセンターで吟味に吟味を重ねて選んだパーツを取り付ける

正直もう日曜大工というよりはロボコンに近い作業である























































コントローラー側のパーツと壁側のパーツを

最終的に連結させる構造にしてみたが

素人が思いつきで考えた割には

結構いい感じで仕上がった





















ディスプレイ用の棚も一緒に制作

コレを仕上げる為に

木工用ボンドを塗って

顔一つ掻けずに45分程 両手で押さえつけた

血と汗と何かの結晶である


まあ何はともあれ完成した

試聴コーナー「今日のNAKAMICHI」

何度か使ってみてわかったが

個人的に5連奏は1枚聴かないのが出てくるので

チェンジャーは4枚がいい塩梅

んー

為せば成る

結構やれば出来る子です!









2019年4月10日水曜日

看取る

その昔はよくお世話になったが歳をとるにつれて

自分の需要がだんだんとコアな方へ向いていったせいか

もう随分と長いこと足を運ぶ事も無かった地元のCDショップ

なんなら新譜買おうと思った時に

選択肢にも出てこなくなってしまっていたけど

なんでやろうか

今日は あそこ行って見よっと



急に思い立ち足を運んでみたが






















ぁぁ…

閉店するんや…

地元発の新譜を取り扱うCDショップがまた無くなっていく

コレも時代の流れだから致しかたないな



分かっちゃいるけど訪れた現実に

ちょっと寂しい気持ちになってみるも



よし!

最期にその何十年だかの生き様を見届けてやろうではないか!

って事で


お世辞にも見応えのあるとは言えないが

小さいながらも専門ジャンルとしてのコーナーを確保されていた

HIPHOP/R&BとJAZZコーナーを隈なくチェックしてみる






















ぬぉぉおおおお

頑張ってんじゃねーかー!!!

もうコレは快挙である

1/100は流石にいいすぎだが

小さな売場面積に対して

ちゃんとセレクトされたであろうラインナップに軽く興奮してみる



そうなるともう誰からも頼まれてもいないのに

お客様の目につくよう お気に入りを面出し























お店の姿勢に感銘を受けたので

細やかではあるがお買い上げ
























長らくぶりに足を運んだお店が

行ったタイミングで閉店なのは残念だが

足を向けたタイミングで店が無くなってるよりはいいな

なんか最期に良いもん見た気がした









2019年4月8日月曜日

なりゆき

季節もんなんでって事で

その辺でもと思いたった花見は

二転三転してグングンと足が延びる

























せっかくなんでと追加されていく

花見以外のメニュー























夜は行ってみたい店が2軒とも空ぶったので

以前にフラッと入った

藁焼きのカツオのタタキを思い出し立ち寄ってみる

この時期は壁を取っ払った縁側スタイルでお出迎えして頂いた


























80円という良心的なプライスと

いなたいルックスが心を鷲掴みにする

KING コーヒーなる自販機の缶コーヒーと

TOM MISCHのCDを自分用のお土産に購入して帰路につく













2019年4月5日金曜日

一問一答

我がカーステは

データを保有していないCD-Rですら

勝手に認識してタイトルを表示してくれる





















「 スキマ時間で聴くなるほどCD-3法令上の制限③ 」


自分でMIXした

アフターサマー用のMIXCDに

与えられたタイトルだ


そう容易くNO TITLEとは表示されることの無い

実に真面目なカーステである



せっかくなんでジャケットを探してみた


















ぉ、ぉぅ…






2019年4月3日水曜日

元ネタ捜査一課

人がディグったモノをディグる

もうソレは一種の捜査である

今回のホシは未だに足のついてない元ネタも多いが

既に立件された数十曲のサンプリングソースに加えて

長年の経験による勘と足を使った聞き込み調査で

とりあえず57曲程検挙した


その昔はディガーが

ニューディスカバリーしてきたレコードの

ラベルは隠すってぐらい徹底していた訳だが

文明の発展により

職人のスキルは瞬く間に公然のものになる時代になった


やはり指の黒いディガーには敬意を払いたいし

捜査官としてのプライドもあるので

今でも頑なにSHAZAMには手をつけないでいる



たまに何してんだオレ

とはなるが

キライじゃない


もうすぐ平成も終わりです…



それにしても

埃の中から掘り起こしたグルーヴはどれも黒い

CRATES JUGGLERは やはり偉大だ

好きな音が良く被るのか

好きな音を知らないうちに刷り込まれたのかはわからないが

その昔 知人のレコ屋で試聴していた曲に食いついて

コレカッコイイね なんて曲?

あ、シカゴのアングラのグループっすね

という細やかな会話を交わしたのも

今となっては良い思い出