まだ世の中の仕組みなんぞ
ちっとも理解していない
子供の頃からお世話になっていたお店が
今月で閉店という事で
家族総出で食べ納めに行ってきた
このお店はそもそもが
血の繋がりこそないが
自分の今所有する選択肢の全てをくれた
亡き父親の行きつけの店だった
そこに何があったか忘れない為にも
しっかりと記録しておこう
もう絶対に代わりが現れる事はないであろう
白身魚の香り揚げ
そびえ立つエビ天
少し甘めだが上品なお出汁の蒸物
グランドフィナーレは写真以外にも
色々食べ過ぎたので茶そばで〆てみた
両親が好きだった山菜採りの後に
店に持ち込んで天ぷらにしてもらうという
子供の頃には理解出来なかった融通の効く
お裾分けとワガママという文化を教わった
生まれて初めての土瓶蒸しもこのお店
今の場所へ移転をしてから
父親が亡くなってからと
年を追う毎に通う機会こそ減ってしまったが
自分にとって大切な想い出のひとつ
長い間ご苦労様でした!
と伝えた時のミネさんの涙に
思わずつられそうになった
また福井出た時に
顔出すよって言ってもらったが
やっぱり形が無くなるのは寂しいっすね
あ、
揚げ出し豆腐食べるの忘れた‼︎
っていう思い出
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