当時の人間からすれば今更
何?って感じだろうが
折角なんで先日紹介したアレから20年の
アレからの方を紹介してみようと思う
まずジャケットがMARVIN GAYEのI WANT YOUというか
アーニーバーンズのSUGAR SHACKのサンプリングで
声質の相性バッチリな2MCのスムースなラップもさる事ながら
今作の最大の肝はCAMP-LOのイメージをガッチリと植え込んだであろう
SKIの全面プロデュースによる
突き抜けきれないリゾート感満載のサウンドだと思う
因みにこのSKIをわからない人の為に説明すると
CAN I GET OPENでお馴染みのORIGINAL FLAVOR出身で
JAY-Zを一躍スターダムにのし上げるキッカケになったであろう
DEAD PRESIDENTS II のプロデューサーであり
ANARCHY, Rino Latina II, 漢 &MACCHO がマイクリレーする
24BARS TO KILLのプロデュースをした 現 SKI BEATZの事である
他にもプロデュース作品は山盛りあるが
わかりやすいとこでいうと こんな感じのキャリアの人物で
個人的には当時JAYDEE,SPINNAに続く位置に居たので
ソコソコ思い入れもある
アメリカ在住の邦人ディガーKEN SPORT氏との交流が深い為か
妙に日本人の琴線に触れるネタ使いが印象的で
COOLIE HIGHのネタがジャネットジャクソンだと知った時
もの凄くぶっ飛ばされた覚えがある
JAYDEE,SPINNAとはまた違うSKIのHIPHOPセンスが光る
捨て曲無しの名盤
" UPTOWN SATURDAY NIGHT " CAMP-LO 1997年